あんにゅいじゃなきゃ、、、いや

ほそぼそと3年目、これからもぼちぼちと

婦人科の椅子の上で

婦人科にいくと避けて通れないあの椅子

今日はあの椅子について語らせてほしい

 

全自動で高く持ち上げられて股をぱかーっと開かれるあの椅子

何度乗っても全然慣れない

 

絶対いやだ!って駄々こねるもんでもないけど喜んで!な訳はない

無心にもなれない

努めて無心

心頭滅却で椅子に座る

 

我が人生を振り返ってみたが若いころのほうが何も感じなかった気がする

年を幾分かとった今のほうが恥ずかしいような情けないような気持ちが

強くなってきた気がする

 

カーテン一枚隔てた先生の視界がどうなっているかなんて絶対考えちゃだめだ

ただ天井を見つめて

「ここも知らない天井だな」

なんて呟きつつただ時が過ぎるのを待つ

 

初期の妊娠健診というのは

この股おっぴろげ状態で

モニターに映った胎児の説明を細々されるんだけども、先生の説明に対しての自分の声がなんとも元気がない

そりゃ当たり前だ

こんな股広げて

うわーい、ほんとだ!動いてる!!

へぇ〜これが背骨ですか?おもしろーい

これはなんですか?

と他の妊婦は楽しげに話せてるんでしょうか

私にはできません

 

それでも、あんまり興味なさそうにしてたら

まさか

出産を喜んでない妊婦だと思われても困るなと思って

さも興味有り気に

ほほう、背骨、ですか。

あ、これが頭。

元気そうで何よりです。

 

相槌をうってみる

 

くるぶしまでの五本指ソックスなんて履いてきてしまったが

マヌケに見えてないかしら?

だからといって靴下まで脱いでしまうのもなんか違うか

とアホな心配までしてしまう

 

 

先生たちから見えないカーテンの向こう側でひとり天井を見つめながらたくさんのことを考えモニターにうつる神霊写真のような胎児を見て

とりあえず元気そうでなにより!

 

そう、この椅子に登る前には上記のようなアホな心配なんかよりも、胎児は無事だろうかという大きな不安があるのだ

もちろん妊婦健診だけではなく、他にも様々な不安を抱えて女性たちはあの椅子に座る

 

そして胎児の無事を確認した後に、

にしても、やっぱりこの椅子なぁ、、、

と悶々する

 

早くお腹の上をぐるぐるやる方の検査にランクアップしたい

 

この記事を書くにあたり少し調べたら、

欧米では先生との間のカーテンがないらしく

お互い顔を合わせながら説明を聞くらしい

日本にきて初めてあのカーテンの存在を知って驚く欧米人女性は少なくないとか

あのカーテンに違和感を抱くとか

 

カーテン

ない方がもしかしたらもっと普通に挑めるのか

カーテン越しの会話の方が確かに不自然な気もするが

どうなんだろうか、、、